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全日本ラリー選手権 最終戦「ハイランドマスターズ2025」選手レポート

【最終戦 応援ありがとうございました!】

今シーズン最終戦、「ハイランドマスターズ2025」への熱い応援、本当にありがとうございました!

おかげさまで、MCCクラス2位表彰台女性表彰、そして最多SSトップ賞の3つを獲得! シーズンを締めくくるにふさわしい、今年一番の結果を手にすることができました。

実は1日目、マシントラブルに見舞われ6位まで順位を落としてしまい、チームは非常に苦しいスタートでした。

しかし、メカニックやエンジニアの懸命な作業と、ドライバー・コドライバーの諦めない走りが状況を変えてくれました。

2日目は、滑りやすい難しい路面コンディションの中、怒涛の追い上げを見せ、6位から2位への劇的なジャンプアップを果たしてくれました!

まさにチーム全員で掴んだ、大逆転の表彰台。
一年間応援してくださったファンの皆様に、最高の恩返しができたことを本当に嬉しく思います。

■ロッソレーシング 大東建託 GRヤリス
ドライバー 兼松 由奈
最終戦、応援ありがとうございました!
MCCで2位表彰台、女性表彰、最多SSトップ賞の3つを獲得することができました。
シーズン最後のラリーを今年一番いい結果で終えることができて、とても嬉しいです。

1日目はマシンのトラブルもあり、思うようにペースを上げられず苦しい展開でした。
表彰台を目標にしていた大会だったので、6位で折り返すことになり、悔しい1日目でした。
夕方のサービスでは部品を交換してもらい、翌日に向けてKYBの松下エンジニアやメカニック、コドラとセッティングを相談し、2日目に向けて気持ちを切り替えていきました。

2日目は落ち葉が多く、濡れた路面でコース全域でとても滑りやすいコンディションでしたが、交換した部品とセッティングがどちらも路面にも自分のドライビングにも合っていて、MCCクラスベストタイムを2本連続で記録。
午後の3本もすべてトップタイムを出すことができ、6位から2位まで順位を上げることができました。

難しい路面コンディションのなか、DATの良さも活かしながら、安定したペースで走ることができたのが大きかったです。
ここまでタイム差を巻き返せるとは思っていなかったので、速さの理由をしっかり研究して、来シーズンはトップを狙って自信をもって走れるようにしていきます。

この1年、応援していただき本当にありがとうございました。
皆様のサポートがなければ、ここまで走ることはできませんでした。
来年はさらにレベルの高い走りと勝負を見せられるよう頑張りますので、引き続きよろしくお願いいたします。

■ロッソレーシング 大東建託 GRヤリス
コ・ドライバー 山下 秀

全日本ラリー選手権もハイランドマスターズで最終戦となりました。
久万高原ラリーから中1週間での開催となり、慌ただしいラリーとなりましたが、兼松選手の地元ということで、モリゾーチャレンジカップの表彰台を狙って挑みました。

DAY1は昨年も走っているコースで良いイメージだったのですが、今年は路面状況が悪く、苦戦する1日となりました。車両のトラブルも一部ありましたが、岐阜トヨペットのメカニックさんによる整備により、修復することができました。

DAY2に向けたセッティングについても兼松選手、齊田メカ、KYBさんと夕方のサービスで話し合い、方向性を見出すことができました。DAY2では、タイヤ含めて、車両セッティングが路面にマッチし、6本中5本のSSでクラスベストを出すことができました。順位も6位から2位に上がり、三河湾ラリーで幻となっていた、表彰台を獲得することができました。

SS最多勝タイをゲットすることができ、最高の形でシーズンを締めくくれたと思います。モリゾーチャレンジカップに参戦する機会をいただけたことで、TGR講師陣から多くのことを学ぶことができ、成長できた1年となりました。サポートいただいた企業の皆様、応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。

今年の経験を活かして、来年さらに成長していきますので、引き続き応援よろしくお願い致します。

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